【川口・埼玉のオーナー様へ】「洗濯機置き場がベランダ」は致命傷?家賃を下げても決まらない本当の理由

「家賃は相場より安くしているのに、なぜか問い合わせが入らない」

「内見までは来るけれど、ベランダを見た瞬間に断られてしまう」


もし、あなたが管理している物件でこのような現象が起きているなら、その原因は十中八九「洗濯機置き場」にあります。


かつての昭和・平成初期の賃貸市場では、単身用アパートの洗濯機は「ベランダ(外置き)」が標準でした。しかし、令和の今、その常識は完全に過去のものとなっています。


厳しいことをお伝えするようですが、今の入居者にとって洗濯機が外にあることは、単なる「不便な点」ではありません。「ここには住めない」と判断される決定的なマイナス要因、いわば致命傷なのです。


「家賃を下げれば埋まるだろう」という甘い期待は、もう通用しません。なぜなら、そもそもあなたの物件は、入居希望者の目に触れてすらいない可能性があるからです。


【要点まとめ】

  • 「室内洗濯機置き場」は検索条件の必須項目になっている
  • 防犯や清潔感を重視する若者にとって、外置きは論外
  • 狭い部屋でも「隠し場所」を見つければ室内化は可能


【目次】

  • 「洗濯機が外」というだけで、あなたの物件は検索されていない
  • 若者が「ベランダ洗濯機」を絶対NGにする3つの心理
  • 狭いワンルームのどこに置く? プロが提案する「隠し場所」
  • 一番難しいのは「水」の処理。床上げ・配管工事の重要性
  • 10万円台からの投資で、空室期間を劇的に短縮する
  • 「選ばれる部屋」への最短ルート。まずは現地調査で可能性を探ろう




■「洗濯機が外」というだけで、あなたの物件は検索されていない

まず、賃貸経営における衝撃的な現実を共有させてください。

現在、お部屋探しをしている人のほとんどは、SUUMOやホームズといったポータルサイトをスマートフォンで見て物件を探しています。


彼らが検索条件を入力する際、エリアや家賃と同じくらい高い確率でチェックを入れる項目があります。それが「室内洗濯機置き場」です。


ここにチェックが入るとどうなるか。

あなたの物件が「ベランダ置き」や「置き場なし」で登録されている場合、検索結果の一覧にすら表示されません。


これが「家賃を下げても決まらない」本当の理由です。

どんなに内装をオシャレにしても、家賃を相場より5,000円下げても、その情報は入居希望者のスマホ画面には届いていないのです。「検討して断られた」のではなく、「存在しないもの」として扱われている。これが現代の空室対策における最大の落とし穴です。




■若者が「ベランダ洗濯機」を絶対NGにする3つの心理

「昔はみんな外だったんだから、若い人も我慢すればいいのに」

そう思われるオーナー様もいるかもしれません。しかし、ターゲットとなる若年層や単身女性の心理を理解すると、なぜ彼らがそこまで頑なに「外置き」を拒むのかが見えてきます。


一つ目は「防犯面の不安」です。特に女性にとって、洗濯のためにベランダに出る行為自体がリスクです。下着を含めた衣類を外に干すことへの抵抗感はもちろん、洗濯中に窓を開け閉めすることで生活リズムを特定されることを恐れます。


二つ目は「衛生面への嫌悪感」です。雨風や砂埃にさらされるベランダでは、洗濯機自体がすぐに泥だらけになります。せっかく綺麗に洗った衣類を取り出す際に汚れてしまったり、冬場の凍えるような寒さの中で作業をしたりすることは、生活の質を著しく下げる要因になります。


三つ目は「騒音と生活リズム」です。忙しい現代人は、夜に洗濯を回すことが多くなります。しかし、ベランダでは駆動音が近隣に響き渡るため、夜間の洗濯は御法度です。「自分の好きな時間に洗濯ができない」という不自由さは、タイパ(タイムパフォーマンス)を重視する現代人にとって大きなストレスなのです。




■狭いワンルームのどこに置く? プロが提案する「隠し場所」

「室内化が必要なのは理解した。でも、うちの16平米のワンルームには物理的にスペースがない」

そう諦めてしまっているオーナー様も多いのではないでしょうか。


確かに、既存の居室スペースに洗濯機をドカッと置いてしまえば、生活空間は狭くなります。しかし、プロの視点で間取りを見直せば、意外な「デッドスペース」が見つかるものです。


私たちがよく提案する解決策の一つが、「押入れ(収納)」の活用です。

昔ながらの押入れは奥行きがあり、実は洗濯機を収めるのに十分な広さがあります。下段のふすまを撤去し、床を補強して防水パンを設置すれば、居室を圧迫することなく専用スペースが生まれます。上段はそのまま収納として残したり、ランドリーラックとして活用したりすることも可能です。


また、玄関ホールや廊下のちょっとした窪み、キッチン横の冷蔵庫スペースの調整など、パズルを組み合わせるように配置を考えれば、洗濯機を置く場所は必ず作り出せます。「場所がない」と思い込まず、まずは「どこなら置けるか」という視点で物件を見直してみることが、再生への第一歩です。


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■一番難しいのは「水」の処理。床上げ・配管工事の重要性

場所が決まったとして、次に立ちはだかる最大の壁が「給水(水を入れる)」と「排水(水を流す)」のルート確保です。給水管は比較的細いため天井裏や壁を這わせることで何とかなりますが、本当に難しいのは「排水」です。


水は高いところから低いところへしか流れません。洗濯機置き場から既存の排水管(通常はキッチンの排水やトイレの汚水管)まで距離がある場合、適切な「勾配(傾き)」をつけないと、水がスムーズに流れず、途中で詰まったり逆流したりしてしまいます。最悪の場合、洗濯パンから水が溢れ出し、階下への漏水事故を引き起こすリスクさえあります。


この問題を解決するために、私たちは「床上げ(ステージ作成)」という造作工事を行います。

洗濯機を置く床の高さを10cm〜20cmほど上げ、その床下の空間を使って十分な勾配を確保した排水管を通すのです。こうすることで、物理的に距離があっても安全に水を流すことが可能になります。


ここで重要になるのが、職人の技術と連携です。

通常、この工事には「配管をつなぐ設備屋」「床を作る大工」「仕上げをする内装屋」という異なる職人が必要になります。業者が分かれると、それぞれの工賃が発生して費用が嵩むだけでなく、「配管の位置と床の穴がズレている」といった連携ミスも起きやすくなります。


しかし、甲商ライフならその心配はありません。私たちは「多能工」の集団であり、一人の職人が配管から大工仕事、内装仕上げまでを一貫して担当します。構造を理解した人間が配管を行うためミスがなく、何より人件費を大幅にカットできるのが強みです。


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■10万円台からの投資で、空室期間を劇的に短縮する

では、実際にこの工事を行うにはどれくらいの費用がかかるのでしょうか。

物件の構造や配管の距離、仕上げのグレードにもよりますが、シンプルな移設工事であれば、おおよそ10万円台後半から25万円程度で施工できるケースが多いです。


「20万円もかけるのか……」と躊躇されるオーナー様もいらっしゃるかもしれません。しかし、ここでも経営者としての視点、ROI(投資対効果)で考えてみてください。


もし、洗濯機置き場がないために家賃を5,000円下げて募集したとします。

月5,000円のダウンは、年間で6万円のマイナス。一般的な契約期間である2年間で考えると、12万円の損失になります。それでも空室が半年埋まらなければ、さらに数十万円の機会損失が上乗せされます。つまり、何もしなくても、実は工事費と同じくらいの金額を「損」として垂れ流していることになるのです。


一方で、20万円投資して室内洗濯機置き場を作ればどうなるでしょうか。

物件は「検索される物件」へと生まれ変わり、家賃を維持したまま(あるいは近隣相場に合わせてアップして)、早期に入居が決まる可能性が劇的に高まります。一度設置した設備は、次の入居者募集時にも資産として残ります。


「家賃を下げてじわじわと損をし続ける」のと、「最初に投資して物件の競争力を上げ、長く安定して稼げる状態にする」こと。どちらが賃貸経営として健全な判断かは、明らかではないでしょうか。




■「選ばれる部屋」への最短ルート。まずは現地調査で可能性を探ろう

ここまでお読みいただき、ありがとうございます。

「室内洗濯機置き場」は、もはや贅沢品やプラスアルファの設備ではなく、入居者に選ばれるためのスタートライン、必須のインフラであることをお伝えしてきました。


「押入れを活用するのか、廊下を活用するのか」

「排水ルートはどう確保するのか」

「費用対効果はどれくらい見込めるのか」


その正解は、物件の間取りや構造によって一つひとつ異なります。だからこそ、DIYや安易な判断で失敗する前に、私たちプロにご相談ください。


株式会社甲商ライフは、川口・埼玉エリアを中心に、数多くの築古物件を再生してきた実績があります。「古いから無理」「狭いから無理」と他社で断られたお部屋でも、ちょっとした工夫と多能工の技術で、「即決まる人気物件」に変えることができるかもしれません。


現地調査とお見積もりは無料です。「うちの物件にも置ける?」という疑問を解決するために、まずはお気軽にお問い合わせください。悩んでいる間の空室期間が、一番もったいないコストです。


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