なぜ、クロスと水道で業者が違うの?「多能工」が原状回復コストを劇的に下げる理由

「クロスの剥がれと、水道パッキンの交換。材料費は数百円のはずなのに、なぜ見積もりが数万円になるんだ?」

「原状回復の費用がかさみすぎて、オーナーへの請求や交渉が憂鬱だ……」


賃貸管理をしていると、こうした「費用の違和感」に直面することが多々あります。

特に繁忙期、少しでもコストを抑えたいのに、上がってくる見積もりは高止まり。オーナー様からは「もっと安くならないか」と詰められる。板挟みの管理担当者様にとって、工事原価の削減は永遠の課題と言えるでしょう。


実は、その「高い見積もり」の原因は、材料費の高騰だけではありません。

最大の原因は、建設業界特有の「縦割り構造」による「見えない人件費」にあります。


今回は、この構造的な無駄を解消し、工事品質を落とすことなくコストを劇的に下げる唯一の方法、「多能工(マルチクラフター)」について解説します。


【要点まとめ】

  • 「少額工事が高い」理由は、職人が別々に来る「移動費」の無駄にある
  • クロスも水道も電気も1人でこなす「多能工」なら、コストは1/3に
  • 多重下請けを回避する「自社施工店」を選べば、中間マージンもゼロになる


【目次】

  • 「ちょっとした修繕なのに、なぜこんなに高い?」見積もりの謎
  • あなたが払っているのは「技術料」ではなく「移動費」かもしれない
  • 1人で3役こなす「多能工(マルチクラフター)」という解決策
  • 「移動費」と「中間マージン」をカット。浮いた予算を設備投資へ
  • 「待ち時間」ゼロ。最短工期で入居可能日を早める
  • コスト削減のカギは「職人の選び方」。まずは相見積もりで違いを実感して




■「ちょっとした修繕なのに、なぜこんなに高い?」見積もりの謎

退去立会い後の原状回復工事。

「壁紙の張り替え」と「キッチンの手元灯の交換」、「水栓からの水漏れ修理」が必要になったとします。


それぞれの部材代は知れています。しかし、いざ見積もりを取ると、予想をはるかに超える金額が出てくることがあります。

内訳をよく見ると、「電気工事一式」「設備工事一式」「諸経費」といった項目が並んでいます。


「電球を変えて、パッキンを変えるだけで、なんでこんなに取るの?」

そう思われるのも無理はありません。しかし、業者側からすると「ぼったくり」をしているわけではないのです。そこには、職人を手配する上でどうしても発生する「最低稼働コスト」の壁が存在します。




■あなたが払っているのは「技術料」ではなく「移動費」かもしれない

日本の建設業界は、伝統的に「完全分業制(縦割り)」です。

壁紙は「内装屋(クロス屋)」、電気は「電気工事士」、水道は「設備屋」、扉の調整は「大工・建具屋」と、専門領域が明確に分かれています。


先ほどの「壁紙・電気・水道」の3つの修繕を行う場合、一般的なリフォーム会社ではどうなるでしょうか。

3人の異なる職人を手配しなければなりません。


たとえ作業が10分で終わるとしても、職人が現場に来るためには「移動時間」と「ガソリン代・駐車場代」がかかります。そのため、職人1人あたり「半日人工(15,000円〜20,000円程度)」の最低料金が発生します。


  • クロス屋さん:20,000円
  • 電気屋さん:20,000円
  • 設備屋さん:20,000円


これだけで原価は60,000円です。

あなたが支払っている費用の大半は、実は修理の技術料ではなく、「職人3人分の移動費と待機時間」に対して支払われているのです。これが、少額工事が高くなる「カラクリ」です。


>> 無駄なコストを徹底カット!甲商ライフの「自社施工」の仕組み




■1人で3役こなす「多能工(マルチクラフター)」という解決策

この「縦割りの無駄」を解決するために生まれたのが、私たち甲商ライフのような「多能工(マルチクラフター)」というスタイルです。


多能工とは、その名の通り「多」くの技「能」を持った職人のこと。

一人の職人が、クロスの張り替えも行えば、クッションフロアも貼り、水栓の交換やコンセントプレートの取り替え、網戸の張り替えまで、原状回復に必要な作業を一人で完結させます。


「なんでも屋」のような「広く浅く」ではありません。

賃貸の原状回復というフィールドに特化し、必要なスキル(表層内装、簡易設備、簡易電気、大工補修)を専門的に習得したプロフェッショナルです。


私たちは、「建設業=サービス業」と捉え、お客様(管理会社様・オーナー様)の利益を最大化するために、職人の多能工化を徹底して進めてきました。




■「移動費」と「中間マージン」をカット。浮いた予算を設備投資へ

多能工に依頼する最大のメリットは、圧倒的なコストパフォーマンスです。

先ほどの例で言えば、甲商ライフなら「1人の多能工」が現場に行き、壁紙、電気、水道を順番に直して帰ります。


かかる人件費(人工)は1人分。交通費も駐車場代も1台分です。

これだけで、工事原価は大幅に圧縮されます。


さらに、私たちは自社職人による「自社施工」です。

一般的な管理会社がリフォーム店に投げ、リフォーム店が各職人に投げるという「多重下請け構造」が発生しません。

紹介料や中間マージンが乗らないため、純粋な施工費だけで工事が可能です。


こうして浮いた予算をどうするか。

単に安く済ませて終わりにするのも良いですが、私たちは「設備のグレードアップ」をお勧めしています。

コストを下げた分で、モニター付きインターホンを入れたり、アクセントクロスを採用したりする。総額は変えずに物件の価値を上げる。これこそが、空室対策に強いリフォーム業者の戦い方です。


>> コストダウン事例を公開中!甲商ライフのリフォーム実績




■「待ち時間」ゼロ。最短工期で入居可能日を早める

コストだけでなく、「スピード(工期)」においても多能工は最強です。


複数の業者が入る現場では、どうしても「待ち時間(ロスタイム)」が発生します。

「大工さんが終わらないと、クロス屋さんが入れない」

「水道屋さんのスケジュールが合わず、完工が3日伸びた」

繁忙期にはこうした調整だけで1週間〜2週間ロスすることも珍しくありません。


多能工なら、自分一人で段取りを組めるため、待ち時間はゼロです。

「今日はクロスを剥がして、乾く間にパッキンを変えて、最後に床を仕上げよう」といった効率的な動きが可能になります。


退去から入居可能になるまでの期間(ダウンタイム)を短縮することは、日割り家賃の損失を防ぐこと直結します。「安い上に、早い」。これが多能工が選ばれる理由です。




■コスト削減のカギは「職人の選び方」。まずは相見積もりで違いを実感して

最後までお読みいただき、ありがとうございます。

「原状回復費用が高い」とお悩みなら、まずは見積書を見直してみてください。

材料費ではなく、「諸経費」や「○○工事一式」といった項目が積み上がっていませんか?


コストダウンの正解は、安い材料を使うことでも、職人に無理な値引きを強いることでもありません。「施工の構造(誰がやるか)」を変えることです。


株式会社甲商ライフは、川口・埼玉エリアを中心に、多能工による自社施工で、多くの管理会社様・オーナー様の収益改善をお手伝いしています。

「他社の見積もりが高い気がする」

「繁忙期でもすぐに動ける業者が欲しい」


そう思われたら、ぜひ一度私たちにご相談ください。同じ工事内容でどれだけコストが変わるのか、相見積もりでその実力を証明いたします。


>> 【川口・埼玉エリア対応】原状回復の相見積もり・ご相談はこちら(無料)