水回りリノベーションで築20年以上の物件が蘇る!不動産会社・ビル管理業者がチェックするポイント 

皆さん、こんにちは。埼玉県の川口市を拠点に東京都、埼玉県を中心にビルやマンション、アパートの原状回復工事や内装リフォームを手がける「甲商ライフ」です。


築20年を超えた物件は水回りの設備は老朽化が進み、機能低下やトラブル発生の可能性があります。水漏れや排水不良・汚れやカビの蓄積は建物の価値を下げ、住環境の悪化にもつながります。水回りのリノベーションにより・キッチン・バスルーム・トイレなど、それぞれの水回りを最新の設備に交換することで、快適性・衛生面・省エネ効果が劇的に向上します。さらに、デザイン性の高い設備を取り入れることで、空間全体の雰囲気をガラリと変えることも可能です。


今回は、水回りのリノベーションの影響と不動産会社やビル管理業者がチェックするべきポイントを紹介します!




■水回りのリノベーションとは?

水回りのリノベーションは、キッチン、バスルーム、トイレなどの水回り設備を改修・更新することを指します。古くなった水回り設備を新しいものに置き換えることで、建物の快適性や衛生面を向上させ、長期的な健全性を確保することが目的です。



・キッチン

キッチンのリノベーションでは、古くなったシンクや排水管、水栓、キッチンカウンターなどを新しいものに交換します。また、最新の調理家電や収納スペースの設置、デザイン性の向上なども行われます。これにより、キッチン作業の効率化や快適性の向上、清潔さの確保が図られます。



・バスルーム

バスルームのリノベーションでは、古くなった浴槽、シャワー、排水溝、床や壁のタイルなどを新しくすることが一般的です。さらに、バスルームの広さを活かした使い勝手の良いレイアウトや、バリアフリー化などの改修も行われます。これにより、入浴の快適性や安全性が向上します。



・トイレ

トイレのリノベーションでは、古くなった便器や便座、水洗トイレの配管などを新しいものに取り替えます。さらに、節水機能や便座の暖房機能などの最新技術を導入することもあります。これにより、トイレの快適性や衛生面が向上し、使い勝手が良くなります。



・その他の水回り設備

その他、洗面所や洗濯機スペース、給湯器、配管などの水回り設備もリノベーションの対象となります。これらの設備を新しいものに更新することで、建物全体の快適性や機能性を向上させることができます。


水回りのリノベーションは、建物の老朽化や利用者のニーズに合わせて、最新の設備や技術を導入することで、建物全体の価値を向上させる重要な工程です。不動産会社やビル管理業者は、水回りのリノベーションを計画的に行い、建物を蘇らせるための基盤を整えることが成功のポイントとなります。




■水回りのリノベーションが与える効果



・快適性の向上

水回りの設備が老朽化してくると、水漏れや排水の不良、水圧の低下などの問題が生じることがあります。これにより、利用者や入居者は不便を感じ、快適な生活環境が損なわれる可能性があります。リノベーションによって新しい水回り設備を導入することで、水の利用や排水がスムーズに行われ、快適性が向上します。



・衛生面の向上

古くなった水回り設備は、カビや汚れが蓄積しやすく、衛生的な状態を保つのが難しくなります。特にキッチンやバスルームなどの水回りは、清潔さが重要です。リノベーションによって新しい設備や素材を導入し、衛生面を改善することで、健康的な環境を維持できます。



・省エネ効果

新しい水回り設備は、最新の省エネ技術や機能を備えています。築20年以上の設備ではエネルギー効率が低く、無駄な水やエネルギーの使用が問題となります。リノベーションによって省エネ設備を導入することで、ランニングコストの削減や環境への配慮が可能となります。



・建物全体の健全性の向上

水回りの設備が老朽化すると、水漏れや故障などのトラブルが発生しやすくなります。これらのトラブルは建物全体の健全性に影響を与え、修復や補修が必要となる場合があります。リノベーションによって水回り設備を一新することで、建物全体の健全性を維持し、長期的な安定性を確保できます。



・デザイン性と魅力の向上

新しい水回り設備は、デザイン性や機能性に優れたものが多くあります。リノベーションによって新しい設備を導入することで、建物の内装や外観が一新され、魅力的な空間が生まれます。これは建物の価値向上や入居者の満足度向上につながります。




■水回りのリノベーションで後悔しないためには?

せっかく水回りのリノベーションをしても、入居者から「使い勝手やデザインが気に入らない」と言われたり、そもそもリノベーション工事で予算がオーバーしてしまったなど、後悔してしまうケースも少なくありません。

そのため、水回りリノベーションで後悔しないためのポイントを、後悔事例を交えながら紹介します。


水回りリノベーションで後悔しやすいポイントは以下の通りです。



・収納不足

キッチンや洗面台は、日用品や掃除用具などを収納するスペースが十分にないと、使い勝手が悪くなります。

動線が考えられていない: キッチン、洗面台、浴室の位置関係が悪いと、家事効率が低下します。



・デザインが気に入らない

好みに合わないデザインを選んでしまうと、毎日使う空間がストレスになります。



・予算オーバー

費用計画が甘いと、追加費用が発生して予算オーバーしてしまう可能性があります。


これらの事例を事前に調査し、対策を立てましょう。



・費用計画をしっかり立てる

リノベーションには、工事費用だけでなく、設備費用や諸費用など、さまざまな費用がかかります。事前に費用計画をしっかり立て、予算オーバーを防ぎましょう。



・業者とのコミュニケーションを密に取る

リノベーション中は、業者とのコミュニケーションを密に取るようにしましょう。疑問や要望があれば、遠慮せずに伝えることが大切です。



・アフターサービスもしっかり確認

リノベーション後も、何か問題があればアフターサービスを利用できます。業者選びの際には、アフターサービスの内容もしっかり確認しましょう。



・具体的なイメージを固め、業者に相談する

リノベーションを始める前に、具体的なイメージを固めましょう。雑誌やWebサイトなどを参考に、理想的な水回りのデザインや機能性を検討します。

また、複数の業者に相談し、見積もりを取ることも大切です。見積もり内容を比較するだけでなく、担当者とのコミュニケーションもしっかり取ることで、信頼できる業者を選ぶことができます。


水回りリノベーションで後悔しないためにも、事前にしっかりと準備を進め、慎重に検討することが重要です。




■不動産会社・ビル管理業者がチェックするポイント

水回りリノベーションを成功させるためには、さまざまな課題に対して適切に対処することが重要です。



・利用者への影響と工事期間

リノベーション工事中は建物の利用者や入居者への影響を最小限に抑える必要があります。特に築20年以上の物件では、老朽化が進んでいるケースもあり、リノベーション工事による建物の利用停止が避けられないこともあります。工事期間の短縮や利用者への適切な配慮が求められます。



・適切なリノベーションプランの策定

水回りリノベーションにおいては、建物の構造や用途に合わせた適切な設計が不可欠です。しかし、適切なプランを立てるには専門的な知識や経験が必要であり、不動産会社やビル管理業者はこれらを持っているとは限りません。適切なプランニングにより、施工の効率化やコスト削減が期待できます。




■まとめ

如何だったでしょうか。

水回りのリノベーションは建物の魅力を向上させ、入居者や購入者の満足度を高め、資産価値を高めます。さらに、将来的な修繕やメンテナンスの費用を削減し、不動産価値を長期的に安定させる効果も期待できます。


甲商ライフは東京都、埼玉県を中心に、原状回復工事はもちろん、内装リフォーム、リノベーションも承っております。経験豊富なスタッフが、お客様のご要望に合わせて丁寧に施工させていただきますので、原状回復工事が必要になった方、企業様はご連絡下さい。


リノベーション工事でお困りなら、是非「甲商ライフ」にご相談ください。


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