マンションのリノベーションで後悔...失敗する前に確認するべきポイントとは?

皆さん、こんにちは。埼玉県の川口市を拠点に東京都、埼玉県を中心にビルやマンション、アパートの原状回復工事や内装リフォームを手がける株式会社甲商ライフです。


古い物件を自分好みに作り変え、理想の住まいを手に入れるというのは、とても魅力的な選択肢です。しかし、何も考えずにリノベーションに踏み切ると、後々後悔してしまうことも....。後悔を避け、成功するリノベーションを実現するためのポイントやよくある失敗例を、この記事で詳しくお伝えします。これからリノベーションをお考えの方には、ぜひ参考にしていただきたい内容となっています。皆さんの夢の住まいづくりに少しでもお役に立てれば幸いです。




リフォーム・リノベーションの需要どうなっている?

2024年に株式会社矢野経済研究所が行った調査によると、2023年の住宅リフォーム市場規模は7.4兆円に達しました。


住宅リフォーム市場規模推移と予測

引用元:「住宅リフォーム市場に関する調査を実施(2024年)


しかし、2024年にはその規模が前年より3.2%減少し、7.1兆円になると予想されています。背景には、2023年にコロナによる外出規制が緩和されたことが大きく影響しています。

コロナ禍の2021年から2022年にかけては、多くの人が自宅で過ごす時間が増えたため、インテリアの変更やリフォーム・リノベーションを検討する方が多く見受けられました。その結果、リフォーム市場は自然と拡大したのです。


一方で、2023年からは外出規制が緩和され、日常生活が戻りつつあることで、自宅にいる時間が減少してきました。そのため、リフォームやリノベーションの需要が低下し、市場規模も縮小したのです。


それでも、リフォーム・リノベーションの最大の魅力は、自分だけのオリジナルの住まいを作れることです。その魅力は計り知れず、多くの人々にとって理想の住まいを実現する手段となっています。




何も考えずにリノベーションを行うと後悔するかも...

しかし、リノベーションの魅力に惹かれて、あまり深く考えずに始めてしまうと、後悔する場合があります。よく耳にするのは、「思ったようにいかなかった...」という声です。理想とする住まいを実現するためのリノベーションですが、その過程には多くの落とし穴があります。最低限、下の2つはしっかり見つめなおしましょう。



予算が足りない

まず、予算の問題です。リノベーションにかける費用は、新築と同じかそれ以上にかかる場合もあります。初めは安く済むと思っていても、実際は施工の途中で追加費用が発生し、思い通りの結果を得るためには予算オーバーしてしまったケースも多いのです。これは、解体してみて初めてわかる問題点があったり、希望する変更が施工段階で難しいとわかることが原因です。



しっかり計画できていなかった

次に、計画不足です。リノベーション前には細かい計画が必要です。家族の暮らし方や将来のことをしっかりと考えなければなりません。また、マンションの場合は管理規約により制限される部分が多く、配管や構造上の制約も考慮する必要があります。


これらを踏まえ、リノベーションを成功させるためには、しっかりとした計画と専門家のアドバイスが欠かせません。夢の住まいを実現するために、何事も事前に準備を整えることが大切です。




よくあるリノベーションの後悔したポイントとは?

理想通りのプランが実現しなかった

多くの人はリノベーションを始める際、理想の住まいを描きます。しかし、工事が進むにつれて、天井の梁や柱、配管などが障害となり、希望通りにリノベーションできないことがあります。これらは共用部分として扱われるため、改築が難しいことがあります。



要望が多すぎて予算を超えてしまった

リノベーションを計画する過程で、あれもこれもと要望が出てくることがよくあります。しかし、その結果予算を大幅に超えてしまうことがあります。思い通りにならない場合、重要な箇所を我慢せざるを得ないこともあります。



完成してみたらイメージと違った

図面や設計段階では理想の住まいを描いていても、実際に完成してみるとイメージしていたものと違うケースがあります。特に広さや空間の使い勝手が思っていたと違い、がっかりすることもあります。



収納スペースが不足していた

デザインを重視してリノベーションを進めた結果、収納が足りなくなることがあります。片付けたはずの物が溢れかえり、整然とした空間を保つのが難しくなることも多いです。収納スペースの確保は、実生活において非常に重要です。



予算を重視しすぎて理想から遠ざかってしまった

コストを抑えようとするあまり、最初に想定していたインテリアデザインや設備から妥協せざるを得ない場合もあります。予算に縛られてしまうと、本当にやりたかったことが叶わないことがあります。



リノベーション後に水漏れが起きた

古い配管の状態が悪い場合、リノベーション後に水漏れが発生することがあります。配管の更新が不十分だと、せっかくのリノベーションが台無しになってしまうことがあります。



リノベーションしたけど長く住めないことが判明した

リノベーション後に、建物自体の問題で長く住めないことがわかることがあります。耐震性や老朽化などの問題で、せっかく手間をかけてリノベーションしたのに再度別の場所を探さなければならないこともあります。




後悔しないために出来ること

参考:施工事例「【埼玉県 川口】高層マンション 原状回復工事 リノベーション工事


リノベーションで後悔しないためには、事前の準備と計画が非常に重要です。まず、リノベーションを行う前には、家族全員の意見をしっかりと聞き、将来のライフスタイルを見据えた計画を立てることが大切です。家族が成長し、ライフスタイルが変化することを考慮して、フレキシブルな間取り変更ができるようにしておくと良いでしょう。


予算の管理を徹底する

予算の管理は最も重要な点です。リノベーションの際には、総工事費の10〜15%程度の予備費を準備しておくことをおすすめします。これにより、途中で追加の工事や変更が発生しても対応できる余裕が生まれます。予算内でできる最良の選択をするために、複数のプランで見積もりを取り、詳細な内訳を確認しましょう。



業者の選定を怠らない

リノベーション会社の選定も重要なポイントです。経験と実績が豊富な会社を選び、施工事例やお客様の声を参考にすることで、信頼できるパートナーを見つけることができます。デザインや施工の専門家からアドバイスを受けることで、理想の住まいを実現しやすくなります。

工事の進行中は、こまめな現場打ち合わせを行い、進捗を確認することが大切です。イメージパースや工程表を作成してもらい、工事の進み具合をチェックすることで、完成形とのギャップを減らすことができます。




まとめ

リノベーションは、夢の住まいを実現するための素晴らしい方法です。しかし、適切な計画と準備がなければ、後悔することになりかねません。事前にしっかりと計画を立て、専門家のアドバイスを受けることで、理想の住まいを実現することができます。私たちは、お客様が後悔しないリノベーションを実現できるよう全力でサポートいたしますので、ぜひご相談ください。


甲商ライフは東京都、埼玉県を中心に、原状回復工事はもちろん、内装リフォーム、リノベーションも承っております。経験豊富なスタッフが、お客様のご要望に合わせて丁寧に施工させていただきますので、原状回復工事が必要になった方、企業様はご連絡下さい。


リノベーション工事でお困りなら、是非「甲商ライフ」にご相談ください。



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